今や必需品となっており、お部屋の固定電話より利用頻度が多い携帯電話についてご紹介
いたします。日本とは異なり、携帯電話とSIMカードは別々に販売をされています。
SIMカードは登録制で、公式には外国人はSIMカードを購入することができません。その為、
多くの外国人の方は現地スタッフや知人にSIMカードを購入してもらい、利用をしています。
携帯電話の通信方式は、GSMとCDMAの2タイプでプリペイド式のSIMカードには、それぞれ
使い切りタイプと番号継続タイプがあります。
GSM方式 CDMA方式 使い切りタイプ 2万500チャット(20米ドル分の通話) 4万9000チャット(50米ドル分の通話)番号継続タイプ 21万チャット(プリペイドカードで補充) 32万チャット(プリペイドカードで補充)
使い切りタイプの方が安いですが、所定金額分の通話をすると、番号自体が消滅してしまい
ます。番号持続タイプはプリペイドが無くなったら街中のショップでプリペイドカードを買えますので簡単にチャージできます。スマホでのネット使用については、GSMの場合SIMカードを購入してからネット使用の申込みを行い、実際に使用できるまでには約1週間かかり、回線速度が
非常に遅いので現実的ではありません。一方、CDMAはSIMカード購入後、すぐにネット使用ができます。但し、iPhoneなどのスマホは、GSM方式がほとんどでCDMA方式の携帯電話を持っていない場合、携帯電話本体を購入する必要があります。
国外への通話には、ドル建てのプリペイドの購入が必要で、通常のプリペイド(チャット)では、国外に発信することが出来ません。
【通話料】
GMSの場合
発信が1分0.3ドル
着信が1分0.05ドル
ネットが1分0.9ドル
SMSが1回0.05ドル
地上電話線の数が足りていないため、新規に電話回線を引くことは難しい状況です。
電話架設料に約1500米ドル、1回線ごとに基本料金(96米ドル/年)と使用した通話料(0.15米ドル/分)が掛かります。通常、サービスアパートの場合はホテル同様、物件の回線を使用することになりますので、基本料金と内線通話は無料になります。ただ、外部との通話はサービスアパートが設定している料金で請求されますので割高となります。
ADSLサービスの他、Red link社を代表とした衛星を介してのサービス(IPSTAR)が利用でき、Myanma Teleport は、無線 Lan サービスである Wi Max. も提供しています。
インターネットを使いご自宅でお仕事をされたり、日本と連絡をとられたりとインターネット環境はヤンゴンに住まれる日本人の皆様にとってもはや必須なアイテムになっています。
サービスアパートでは常時接続のインターネットが設備として備わっていますが、回線速度が
遅いためスカイプの通話中でも音声が途切れてしまいます。お客様が直接プロバイダ会社に申し込みをする場合がほとんどですが、稀に部屋のオーナー様が契約し、初期費用を負担して
くれる場合もあります。
【RED LINK社 サービス(IPSTAR)】(コンドミニアム、アパートの場合)
初期費用:400米ドル
月額料金:55米ドル(1MB 使用量制限有り)~155米ドル(50MB 使用量制限無し)
申込み方法:RED LINK社の店舗で申し込み
開通までの期間:1日
お支払い方法:請求書がメールボックスか玄関先に届き、RED LINK社の店舗でお支払い
備考:お申込みやセットアップなど日本語対応がないので、日本語の分かるミャンマー人に
付き添ってもらうのが一般的です。サービスアパートのLANを使用するのに比べ、
1回線を1部屋でご使用できますので、速度は格段に速い事がメリットです。
最近では最初から無線LANに対応したモデムが利用できます。
日本の民放をハードディスクの定期的な配達にて視聴できるサービスを提供している民間の業者があります。ヤンゴンパートナーズ。ご興味がある方は、日本人向けフリーペーパーなどに広告が掲載されておりますのでお問い合わせ下さい。